映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」感想です。
公開当時(2017年)に劇場で鑑賞した時に書いた感想になります。
ネタバレありです。


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パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊とは

ジョニー・デップ主演による世界的大ヒットシリーズの第5弾。孤高の海賊ジャック・スパロウと、ジャックへの復讐に燃える「海の死神」サラザールの因縁の対決を軸に、かつてジャックと冒険したウィル・ターナーとその息子ヘンリー、孤独な天文学者カリーナ、ジャックの宿敵バルボッサらの運命が交錯する。ジャック・スパロウに恨みを持つ「海の死神」サラザールが、魔の三角海域から解き放たれた。サラザールの復讐を阻止するには、「最後の海賊」だけが見つけ出せるという秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れなければならない。一方、10年に1度しか陸に上がれない呪いをかけられたウィルの息子ヘンリーは、ポセイドンの槍を手に入れて父の呪いを解こうとジャックに近づく。ウィル役のオーランド・ブルーム、エリザベス役のキーラ・ナイトレイ、バルボッサ役のジェフリー・ラッシュらおなじみのキャストが再結集するほか、サラザール役を「ノーカントリー」のハビエル・バルデム、ヘンリー役を「マレフィセント」のブレントン・スウェイツ、天文学者カリーナ役を「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラーリオがそれぞれ演じる。監督は、海洋アドベンチャー「コン・ティキ」でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ。

https://eiga.com/movie/57269/


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感想

予告編について

観に行く前は今作の予備知識を一切入れませんでした。

パイレーツ・オブ・カリビアンは1、2作目までは劇場で観た気がするのですが
3作目からなんだか退屈になってしまって

4作目に至っては観てもいなかったので

一応映画を観る前に予習。


やっぱりエリザベスたちが出番が減ってから
横道にそれるようになったというか、シリアスでややこしい話になってきた印象。

もうそろそろパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはいいやと思ってました。

でも他の映画を観に行った時に今回の「最後の海賊」の予告を観た時に
思ったんです。

一作目の雰囲気が戻ってきた!!

これです。このワクワク感。

シリアスを入れつつも終始ド派手で遊び心のあるエンターテイメント。

予告を観た時にこれは絶対劇場に観に行くぞ!と思いました。

そしててっきり今回がファイナルなのだと思いました。

完全に邦題のせい(笑)

この副題についても言いたいことがありますが

それは後ほど語るとして…

本編の感想


面白かったです!

確かに一作目の雰囲気がそこにはありました。

最近はジャックの存在感が薄れている印象がありましたが
今作はちゃんと活躍してた!

銀行強盗のシーンは既視感がありましたが
やはり派手で楽しかったです。

これぞジャックらしい

しかもポール・マッカトニーがジャックのおじ役として
ゲスト出演!

これは観ている時は気が付かず、後でネットで記事を読んでいて知りました。

どうりで本編と関係ないキャラだと思った(笑)


しかし、ウィルとエリザベスの息子がすっかり
大人のイケメンに成長していてビックリです。

さぞかし大活躍するんだろうと思ったんですが…

期待したほどではなかったような?


ジャックがいとも簡単にコンパスを手放すとは驚きましたが
そのせいでジャックが昔、魔の海域に封じ込めて亡霊と化したサラザールが
海に解き放たれ、ジャックに復讐を果たそうと
しつこくジャックを追いかけ回します。

このサラザールが無敵すぎて。

どんな壁でもすり抜けちゃうし不死身だし、

海では敵う者はおらず、数々の海賊船を襲います。

もちろんジャックはあの手この手で逃げ回る。


超お金持ちになっていたバルボッサは
最初はサラザールに協力しようとしますが

途中からジャックに加勢。

MVPは?


今回のMVPを挙げるならば

バルボッサでしょう。

バルボッサがもう一人の主人公ではと思うほど。


今回ウィルたちの息子ヘンリーの他に若い女性カリーナが登場するのですが
孤児院育ちだけど大変優秀で学者を目指している。

そのせいで魔女と言われて追われていたけど。

自分の父親が偉大な人物で父親が残したものを
追い求めようと奮起していたカリーナですが…

なんとバルボッサの娘でした。

そう来たか~!


バルボッサの昔の恋人との間に出来た子ですが
母親は死に、海賊であるバルボッサは自分ではまともに子育てができないと思い
カリーナを孤児院に預けたのでした。

バルボッサはカリーナこそが自分の宝だと確信。

最後はカリーナたちを助けるために自らが犠牲になりますが
ベタな展開と分かってはいても
涙しました…

不満点



今作は一つの映画として大変面白かったしよく出来ていたとは思うのですが
いくつか残念だなと思う点も。


まずはヘンリーとカリーナの恋路。

あんたらいつ惚れたの?ってくらいあっという間に恋に落ちてて。

こじつけのような気がしたので別にこの恋愛要素は要らないと思いました。


そしてバルボッサが死ぬ時にカリーナに親子であることを告げますが
その後、カリーナがそれを受け入れるのが早すぎるような…

ちょっぴり葛藤があっても良いのでは。

前半に時間を使いすぎてて後半が駆け足だったので
そこは残念でした。


あとはまぁパイレーツ・オブ・カリビアンって
ちょっとした不思議な海の呪い…程度に思ってたんですが
今作はだいぶファンタジーだな~~と。

海割れるし…

そこまでのファンタジーファンタジーしてなくてもいいかもと
思いました。


あとヘンリーあっという間にさらわれて取り憑かれてるし。

役立たずかよお前~!

それにカリーナの乳ばかりに目が行くよ~!

暑苦しいドレスをやっと脱いだかと思えばまた着てるし。

カリーナ役の女優さんすごく綺麗な人ですが
喋ると少し老けて見えました。

真顔だと綺麗なんだけど。


吹替えで観たんですが、カリーナの声、栗山千明だとは気づかなかった!

あまり違和感なかったです。


最後に、海の呪いが解けたことによって
ウィルが陸に戻れることになり、再登場。

そしてエリザベスも登場………

なんですが…

老けてねぇ~~~~~(笑)

とてもヘンリーくらいの年頃の子供がいるようには見えません…

ウィルはそれなりに老けてますが

エリザベスもそれなりに年月を感じさせても良かったのでは。

キーラ・ナイトレイ的にそれはNGだったのかもしれないけども。

邦題について



そして最初に触れた邦題について。

これ、きっと原題は違うんだろうなと思っていましたが

原題はセリフでもあった

Dead men tell no tales(死人に口なし)」でした。

ディズニーのアトラクション「カリブの海賊」でも使われているフレーズで
パイレーツ・オブ・カリビアンでも何度かセリフで出てきますね。

邦題になると途端にダサくなるのは相変わらずですが
まぁ一般人から観て、分かりにくい文章じゃダメなんでしょうね…

次回作は?



そしてパイレーツ・オブ・カリビアンといえばエンドロール後のおまけです。

デイヴィ・ジョーンズ復活か!?

ウィルの夢オチのようでしたが
吸盤が落ちていたし、復活は間違いないのでしょう。

次回作にまたウィルが出るのでしょうか?

それともヘンリーがウィルのかわりに決着をつけるのでしょうか。

気になりますね。


ところでパイレーツ・オブ・カリビアンってあと何作続くのでしょうか?

ジャックがちゃんと活躍するんならいいけど、
ジョニー・デップが色々あったので(裁判とか…勝訴したけど)
2023年現在、ジョニー・デップの出演はないと噂されています。

ジョニデの居ないパイレーツ・オブ・カリビアンなんて…!!

ぜひまた出演してほしいものです。


というわけでだいぶ文句を言いましたが
今作は今作でまとまっていて面白かったのですよ。

頭を空っぽ…にするほど単純な話ではないけど
(少なくとも3作目までの予習は必須)

エンターテイメントに浸れるのでいいんじゃないでしょうか。


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